不透明人間の透明な日常

この道の先に 夢のつづきがあるから

一夏どころではなくなったよ

そもそも最初に伝えておきたい情報として私は関ジャニ∞に対しての知識がお茶の間の一般人程度にしか無かった。円盤も『急☆上☆Show!!』のCD(普通に曲としてめちゃくちゃ好きだったから買った)とエイトレンジャーの映画のDVD(古本屋で見かけたので買った)しか持って無く、LIVEのDVDも友達に借りて少し見た位で、後は動画でクロニクルを見たことがあるとかその程度だった。

しかし私は運命的な出会いをしてしまう。駅の映像広告をなんとなく見てたら流れてきた、来月関ジャニ∞のコンサートがあるという情報。私はその瞬間呟いた。関ジャニ∞のコンサート行きたい」隣にいた母も自分自身もびっくりである。しかし思ってしまったものは仕方がない、チケットを確保した私はとりあえず『FIGHT』というアルバムを買った。理由は昔友達に借りたDVDで見た『DyeD?』がどちゃくそカッコよかったという漠然とした情報が頭の片隅に残ってたからだ。その後、「映像も見たい」と思い立ちHMVで1番リリースが新しかった『関ジャニ∞リサイタル 真夏の俺らは罪なヤツ』のBlu-rayを買った。そして中古屋で『関ジャニ∞ TOUR 2∞9 PUZZLE』のDVDを買い、友達に『KANJANI∞ 五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません』の初回と『KANJANI∞ LIVE TOUR!! 8EST 〜みんなの想いはどうなんだい?僕らの想いは無限大!!〜』の初回を貸してもらい、見た。

 

まず1番新しいリサイタルを見た。うわっ関ジャニ∞のコンサートめちゃくちゃ楽しくないか!???って思いながら見てたのだが、我が家のBlu-rayレコーダー、録画とBlu-ray再生を同時に出来ないらしく中盤あたりで再生をストップされてしまい、リサイタルは途中のまま、パソコンで友達に借りたDVDを見た。

もともと関ジャニ∞の中では大倉くんが好きだった私は大体の映像を大倉くんに重点を置いて見ていて、横山くんの事を特別意識した事は無かった。しかしある映像で私は横山くんの事を見てしまう。

そう、8ESTに収録されている『クルトン』だ。衝撃だった。だってこんなにキラキラしてる人を見たことが無かった。こんなに笑顔で笑ってセンターに立ち圧倒的な輝きを放ってる人を私は知らなかった。クルトンの横山くんはとてつもない輝きを放っていて本当にキラキラしていた、もう語彙力とかないけど本当に輝いていてこんなに純粋な笑顔をする人を私は見たことが無かった。

 

クルトンと出会ってしまった私はもうダメだった。相変わらず関ジャニ∞の中では大倉くんが好きだったが横山くんの事を目で追う回数が増え、横山くんが楽しそうに笑うたびに、私も心の底から楽しくなった。横山くんの笑顔が大好きだった。そして一通り借りてきたDVDを見終わった私は中途半端にしてたリサイタルを見始めた。

3日ぶりくらいに再生したリサイタルで見た横山くんはとても細くて綺麗で繊細でそしてかっこかった。本当にめちゃくちゃかっこよくてかっこよくてかっこよかったが、ある違和感が走った。その違和感の原因を探すために思わず横山くんを目で追った。もう無意識だった。そして終盤、気がついた。笑顔の姿が少なかったんだ。

 リサイタルで見た横山くんは私の思い描いていた横山くん像と違った。

私がただ単に見落としていただけかもしれないが、私がリサイタルの映像で見た横山くんはとてもクールで、私が今まで友達に借りた円盤で見たどの表情とも違い、驚きと同時に私はその姿にとてもドキドキした。

多分これが横山くんに堕ちた瞬間だ。

私の知っていた横山くんは笑顔ではしゃぎ、爆笑しMCでずっと喋って笑ってて、でもその笑顔が無くなった瞬間私は横山くんの知らない部分を見た気がして胸のドキドキが止まらなかった。私がまだ知らない横山裕というアイドルの事が気になってしまって仕方が無かった。この感情を表す言葉が欲しかった。好きという言葉だけでは表せないなにかが欲しくて私は永遠とリサイタルの罪と夏を見ながら考えた。

そして出た結論が、私は多分、横山くんの事が好きで、特に笑顔の横山くんの事がめちゃくちゃ大好きなんだ。でも私は対してあのクールな横山くんに恋をしているんだろう。

 

もしかしたらそうかもしれないし違うかもしれないけどこの感情を言葉にするなら恋と呼ばせてほしいよ。